当然ながら、スマホの操作というものは、両手があって初めて完璧に操作可能だ。片手がなければ、それだけで相当に不便となる。
何気ない日常の動作一つでも、両手が当たり前にある『ありがたみ』を忘れるな!
手先がなければ、そもそも開けない。マグネット式で閉じてあるし。
手があれば簡単。手というか、指ですね。
五本の指で開くのも簡単です。
簡単に開けました。微妙な力加減も自然に出来る人体。
これは当たり前に、スマホの下の方しか支えておらず、しかも指の力のみで支えていますが、これはとんでもないことだ。この動作一つであれ、高度な機械でなければ出来ない。それを無料で出来る有り難さを噛みしめよう。
指があれば、自然に細かなスマホ画面の中の文章、リンク先にもタッチ可能だ。
そもそも指がなければタッチ操作は不可能。重要なのは手首から先の手と指です。
スマホ本体をスマホケースから引き剥がすのも、スマホケースのプラスチックの縁とスマホ本体の僅かな隙間に指の爪なり、指先の力を応用して引き剥がす必要がある。これはとてもありがたい機能です。
手首から先がなければ、そもそも引き剥がせない。誰かに頼むしかない。
引き剥がした後にスマホ本体をスマホケースから浮き上がらせるのも、スマホの後ろに指を入れて引き上げるという高度な動作が必要です。
更にスマホを持ち上げて、しかも斜めに持つという動作。これも指がなければ、そもそも無理です。
スマホを持ち上げて、耳の横に密着させる動作も、何気ないが、とてもありがたい。五体満足万歳。今、手があるのなら、それを飛び降り自殺とか飛び込み自殺で失うような愚行は絶対にしないように。
もしも手がなければ、スマホを床に置いて、そこに顔を密着させるしかない。でも、電話の時の細かなタッチ操作自体も、そもそも出来ないかもしれない。
ちょっと摘まむ動作が出来るのは、生身の肉体のお陰だ。義手では、現段階の技術では、ちと難しいかも。あったとしても、物凄く高額になるだろう。故に、たとえ貧乏人であっても、この超高度な『摘まむ』とか『斜めにして引き上げる』といった何の変哲もない動作一つであっても、指が無い大金持ちがいくら大金を支払おうが獲得できない機能を、今、あなたは有しているのだから、それを自殺行為で自ら失うような愚行はけっしてしないように。
指を開き、親指とその他の指をちょっと離して摘まむという超高度な動作。
スマホホースの蓋を左三本の指で持ちつつ、右の人差し指と親指でスマホを操作するという高等技術。これが全部無料で人体には備わっている。
しっかり掴むという動作も、実は五本の指のお陰である。
もしも指が無ければ、そもそも掴めない。
絶対に人体は大事にしろよ!死にたいと一時的に思っても、今、あなたが所有している生身の肉体は、とっても貴重なのだから、それを大切にしてください。指の機能を失ってから、指や腕のありがたさに気付いても、もう遅いから。